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後書きという名の戯言

何とか無事に完成しました!
何回か見直してますが、誤字脱字はもちろん、慣用句の誤用とかありそうで怖いです…自分では気がつかないから…
何かありましたら、お気軽にブログかメニューページの拍手にて連絡くださいませ。

まあ、そんな愚痴はさておき、作品についての話をば…

 

この話は元々、学生時代に「劇」としてやろうと考えていた話でした。
部活のメンバーで、何か作品作りたいな…できたら人形劇と劇を混ぜたような…
とか考えて、殺陣やりたい、和っぽくしたい、黒髪赤眼萌え〜!!とか、いろんな妄想とか好みとかで、プロットができました。
で、2ページほど書いたところで、体調不良になりダウン。
結局、卒業してしまい、お蔵入りに…

そして数年たった頃、小説として書いてみようかな…と思い立ちました。
脚本にしていたのは第2話の白い生き物のあたりだけ。
それ以外も、狐の姉弟とぬらりひょん、暁くんだけ決まってました。
最初は暁くんも旅に同行する予定だったり…
キャラについての細かい話は、長くなるので後ほど…

 
元々すっごく好きなんですが、ゆめ枕獏さんの「陰みょう師」がマイブーム(4回目ぐらい)だったので、何となく参考にしてます。もちろんできてませんが!
キャラの心情を情景描写のみで表し、地の文が客観的になるように心がけてますが、できているでしょうか…
楓ちゃんも鴉さんも口数が少ない(というか、鴉さんに到っては無口…)ので、非常に困りました…
8話で、やっとたくさん話してくれて良かったです。
元々は殺陣がしたかったので、楓ちゃんと暁くんのバトルシーンを想定していました。
ところが、刀向けたまでは良かったのに…あうあう。
ネタバレになるので言いませんが、まあ、そういう結果です。
ラスト9話は、エピローグというか設定出したいだけというか…
うまい終わり方がわからなくて、苦肉の策です…
そのうち変わるかもしれません。更新したら、どこかでお知らせいたします。

 
全体的な話はここまで。
ここから、各キャラクターについて掘り下げていきます。
ネタバレありの長文なので、無理そうならさっくり閉じてくださいませ。


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@     楓ちゃん

なんとなく「ちゃん」ってイメージです。本編のクールな印象とは合いませんが。
実は自分でこのキャラを演じようとしてました。なので黒髪赤眼です。カラコン入れる予定でした…
ビジュアルが固まっているキャラを書くことは無かったんですが、小説なので一生懸命考えました。服とか小物とか!!
性格は、「1に姉様、2に姉様。」そういう子です。
最初はそこまでシスコンじゃなかったのになぁ…
初期脚本の段階では、幼少期は妖怪(的なもの)が見えてたのに、今は見えなくて、見えていたことも忘れてる…という設定でした。
で、見える人である姉をちょっと嫌ってる…みたいな?
うろ覚えで申し訳ないです…もう○年前なので。
跡継ぎのプレッシャーから、自分にも周囲にも厳しい子ですが、桜さんが戻ったので、丸くなるでしょう、多分。
知人に、「幼少期のロリっぷりに萌える」と言われたのですが、一応狙ってません。
ただ、一人称は名前にしようと心がけました。
しかし、ロリって自分では萌えないですよ…むしろ8話の血まみれとか(ry

閑話休題。

中世日本をイメージしていますが、具体的には「鎌倉時代」のつもりです。
女性が棟梁になれたとか何とか、うろ覚えの知識だけですが…なんと言ってもファンタジーなので。
庭や屋敷は広いし、女中さん的な人(本編では侍女と表記)もたくさんいるかと。
そのうちに、ちゃんと屋敷の見取り図も考えようと思います。
作中に出せてるか自信ないですが、楓ちゃんはなかなか優秀な子で、女の子ですがかなり戦闘力があると思われます。
バトルシーンが消えたせいで、本編に活かせてないですがね!
自刃は予想外でした。いや、本当に。
何だか話の流れでそういうことに…うう〜ん…
綺麗というか想像しやすくはあったんですが、想定外でちょっと焦りました。
何とかなってよかったです…あれ、この話ってもうしたような…

 

A     桜さん

病弱な美少女です。「さん」付けです。
後輩に演じてもらう予定でした。お揃いで衣装用の浴衣も買いました。
楓ちゃんは何となく固まっていたんですが、桜さんは「お姉ちゃん」としか決まってませんでした。
で、2話後半に回想シーンを入れてから、「あ、これだわ」って感じで。
段々とお茶目な一面も見せつつ、将来を見る大人な部分も…。
まあ、桜さんも大概シスコンだとは思いますが。
ちなみに、楓ちゃんが呼ぶときに「姉様」と「姉上」が混ざってますが、一応、わざとやってます。
感情的になったり油断してると、つい「姉様」と言ってしまう感じ。
ちなみに、暁くんとは、幼少期に出会い、「一つだけ願いを叶える」という約束をしてます。
それが8話で二人が言ってる件ですね。
出会いの話は、そのうち番外編でも書きたいな…と思ってますが、気長にお待ちください。
(追記:連載開始しました。タイトルは「蒼天のねがい」です。第1話はこちら

桜さんは、元々はかなり割り切った人で、泣いたり、大声だしたり、ましてや叩くなんて想定外でした。
でも、人間味があって、いいのかな…と。
いや、ほんと、叩くとはびっくりしました。あの後、きっと桜さんの手も真っ赤になってることでしょう…痛そう…
ちなみに、1話ラストに出てきたちょっとえらい侍女さんは、一番親しい人です。
6話の回想シーンで迎えに来たのもこの人。
くわしくは…番外編書けたらいいな…(他人事)

 

B     鴉さん

実は山で暁くんに仕えてた鴉天狗です。これは脚本書く前に決めてました。
そういう設定を見せたいがために、9話が入ってます。エピローグにする予定だったんですがね…
楓ちゃんに仕えてる理由ですが、まだしっかり決めてないです。多分、楓ちゃんが拾ってきたので、そのまま居ついたんだと思われます。
桜さんとは面識ないかもしれません…(↑の出来事が6話以降とすると)
何気に一番謎な人物になってしまいましたが、楓ちゃん第一の人です。
暁くんは、一応、主っぽい感じですが、どっちの味方するかと問われれば、迷わず楓ちゃんでしょう。
人外なので戦闘力もきっとすごくあるかと。
ちなみに道中に出てきた栗鼠は、式神とかそんなイメージです。
黒尽くめで覆面してて喋らないので、いつの間にか消えないように、がんばりました。
いや、作中でよく消えてますが…
まあ、近くにいたり、何か用事があったりするんですよ、きっと!
5話とか6話とか、そういうことにしといてください…
だって、鴉くんがいると、話が進まないもの…強すぎるから…
元々は山にいたので、(妖怪の中で)知る人ぞ知る…みたいな存在かと。
そして、ぬらりひょん(第6話の男)は知ってたんですよ。はい。
雫さんは、きっと興味ないから知らないと思います。

「くん」と「さん」で呼び名に迷います…え、どうでもいいですか?

 

C     暁くん

すごい存在なのに「くん」付け。それが暁くんクオリティー。
山に溜まる力の具現化とか、そういう厨二設定です。とりあえず「山の主」としてあります。
最初は「神」と表記してたんですが、定義付けしたくなかったので消しました。
わりかしいろんなことができるようです。
ただ、死者蘇生はできません。そのへんの話は、暁くんの若かりし頃にいろいろある設定なんですが、まあ、多分、番外編で書きます…無理かな…
(追記:現在更新中の「蒼天のねがい」では触れない予定です。気長にお待ちください)

なので、8話で楓ちゃんは死んでません。瀕死なだけです。
二人のうち、どちらかというと桜さんを贔屓してますが、楓ちゃんも同じぐらいお気に入りです。
ただ、人間とか他の存在への気持ちが薄い感じ。
知人にすすめられたし、本編の裏として、暁くんの話を書くでしょう。ここは確定しておきます。
(追記:連載中の「蒼天のねがい」です。たびたびすいません。目次の下の方にあります)

神主モード(仮の姿)は、微妙ですが、神様モードはイケメン設定です。
何か白くてひらひらしてる服を着ています。日本神話的な?…絵心がないのでイメージだけですが。
あと、途中であやうく性別が変わるところでした。
「男キャラ書きにくいな〜…いっそ、女神でいくない??」と思ったのです。
流石に男女比がおかしいし、当初のイメージから離れすぎるので、やめました。
本文では嫌なやつに思われるかもですが、かなりいい人(人じゃないけど…)です。
どうしても感情を出さない地の文では、彼の気持ちを書ききれず、残念…。

 

D     白い生き物

謎の生物です。ウィル・オー・ウィプスとか、ケサラン・パサランとか、そういう感じ。
ふわふわ空気中を漂ってる、適当な生き物です。
一匹、リーダー的なやつだけ、漢字が混じってます。基本的には平仮名のみ。
小生意気な喋り方です。
気ままに生きてるので、増えたり減ったりしても気にしないでしょう。
一匹捕まえて飼いたいですが、煩そうだしなぁ…。
実は「少年陰みょう師」の雑鬼を参考にしてます。全然できてませんが…あうう…
今後、拍手お礼等で活躍してもらう予定です。まだ作ってないですが…
何気に、一番動かしやすいキャラクターなんじゃないかな。
見た目としては、白い『まっくろくろすけ』です。キーホルダーとかの。
直径8センチぐらいで、重さはほとんど無いかと。でも、何故か風に飛ばされない不思議生物です。物理法則なんてないんですよ!
元は、団子だか饅頭だかみたいな生き物でした。先輩がイメージイラストを描いてくださって…
人形で見せる予定で、脚本の時は、コイツが紅い花をくれて、楓ちゃんが少し記憶を取り戻す…みたいな流れだったかと。
手元に原稿がないので(どこにもないかも…)曖昧ですが。

 

E     狐姉弟

以下、他のキャラにも共通しますが、本文には一切名前が出てきません。便宜上つけてありますが…ば、番外編に期待ということで…
お姉ちゃんが「杏(あんず)」で、弟は「棗(なつめ)」です。
棗っていうと、「学園あリス」な感じが…いえ、管理人は読んだことはありませんが。
狐モードだと流石に似てますが、人型だとあまり似てない姉弟です。
杏ちゃんは、美女です。セクシーな感じの。ただ、中身がまだ少女なので、素だと違和感があります。人間の年齢だと、楓ちゃんより2つか3つ年下。
棗くんは、村の子どもって感じ。目立たなくて大変結構なんですが、素朴な感じなので、杏ちゃんと並ぶと、違和感がすごいです。
この二人は出番が少ないので、もっと書いてあげたいです。人間が嫌いな話とか、狐の群れの話とか…。
棗くんにもっとしゃべらせてあげたいですし。
弟は人形、お姉ちゃんは人間で表現しようと考えてました。
劇は出たくないけど人形劇なら…っていう部員の希望に応えるための苦肉の策から、姉弟設定ができました。結果オーライです。

 

F     狼(おおかみ)さん

実は「狛(はく)」という名前です。狛犬(こまいぬ)と同じ文字。
名前を付けるときに、楓、桜ときて鴉だから、一つの漢字で3文字読むのにしようとしてたんですが、狼さんに名づけるときにネタが尽き…
「新じ源」で「けものへん」の文字から、意味が一番しっくりきたので決めました。
正直、暁くんと話し方が似てる気がします…。
ビジュアルは全く違うんですが、イケメンでわりとえらそうな雰囲気は一緒かと…
狼さんの方がワイルドかつナウい(死語)感じです。
暁くんは、時代がかった話し方なので…まあ、相対的な話ですが。
実は妖怪的な存在ではなく、特別変異みたいな感じです。
プロットを知人と話していたときに、ふっと思いついて「狼だ!!」と完成したキャラだったりします。
何気にめっちゃ紳士です。私の好きなキャラです。
狼なんですが、私の脳内では、「ライガ−(モンスタ−ファ―ムの)」みたいなイメージになってます。

 

G     ぬらりひょん

うさんくさいおっさんです。妖怪です。孫はいません。
部活の後輩に「好きな妖怪は?」と聞いた答えがこれでした。
某少年誌の漫画(これも管理人は未読ですが…)とは関係なく、民話とかに出てくる方です。
いつの間にかいて、いつの間にかいなくなる…みたいな説明をされたので、まあ、そのまま書きました。
楓ちゃんが6話でぼんやりしているのは、ぬらりひょんの能力ゆえです。
ちなみに栗鼠は寝てました。小動物だし、夜行性じゃないので!
ビジュアルも普通のおっさんっぽい感じ。
ただ、年配なので色々と知ってます。そこそこ長生きです。
どこかで楓ちゃんにヒントをくれる存在が必要だったので、怪しい言動をしてもらいました。
お爺さんっぽい話し方にならないように気をつけましたが、できてますでしょうか…
大人な人(人じゃなry)なので、暁くんと話したりするかもですね。同じ山にいるし。

 

H     雪女

最後にしてしまった…呪われないか心配です…
部活の友人のリクエストで、「雪女」を出すのは決まってましたが、詳細は未定でした。
4話の回想シーンで暁くんの文字が個性的だという設定が出来たので、それを活かすために御札が登場し、その伏線回収でヤンデレ担当になってもらいました。
御札から暁くんの気配がしたので、襲ってきたようです。
多分、桜さんのことが気に入らなかったのでしょう。
ただ、谷底の寒いところ(自分の領域)からあまり出てこないので、実際には会ったことはありません。
一方的に暁くんを愛していますが、理由は未定…どこかで書いてあげたいですね。
ちなみに暁くんは苦手意識とかめんどくさいとか、そんなこと思ってます。酷い男だ…
名前は「雫(しずく)」さんですが、あくまで3文字ルールに従って決めた名前です。
もう一つの候補に、「氷雨(ひさめ)」というのがありました。
こっちの方が雪女らしいので、この話では没にしましたが、別の作品で雪女の名前に再利用してます。まだ書いてませんが。
「くれないの絆」のキリがついたら、書く予定です。こちらは現代を舞台にした、ラブコメのような小説の予定。


それぞれのキャラクターについて語りましたが、正直、出番が少なくて、本編で掘り下げれなかったのが無念です…
今後、番外編などでもっと書いていきたいなぁ…と思います。
本編の後日談とか、過去の話も書きたいですし。
よろしければまた、お付き合いください。

長々とお眼汚し失礼しました。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます!!
ぜひまたお越しくださいませっ!!
ありがとうございました。

 


(2013年4月15日)

(2013年4月17日 改訂)

(2013年4月21日 再改訂)



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